「昔は普通に走れたから大丈夫」と思って、久しぶりに運動を始める。
実は、このタイミングこそケガに注意したいところ。運動から離れている期間が長いと、筋力だけでなく関節の動きや体の使い方にも変化が起こります。
特に危ないのが、いきなり以前と同じペースで動こうとするケース。
例えば、久しぶりにランニングをする人が、いきなり5km、10kmと長い距離を走る。
普段あまり運動していない人が、準備運動なしで急にダッシュする。
こうした急な負荷は、筋肉や腱、関節などへの負担を増やす原因になります。運動を再開するときは、まず「今の自分がどのくらい動けるのか」を確認することがポイント。
軽く歩く、ゆっくり走る、しゃがむ、片足で立つ。
こうした簡単な動きでも、左右差や体の硬さに気づけることがあります。
例えば、片足立ちで大きくふらつく。
しゃがむと踵が浮いてしまう。
腕を上げると左右で高さが違う。
こうした小さな違いを放置したまま運動量だけ増やすと、特定の場所に負担が偏ることがあります。
久しぶりの運動では、最初から頑張るより「体を運動モードへ戻す」という考え方が大切。
ウォーキングから始めて、軽いジョギングへ進む。
その後にダッシュやジャンプなど、負荷の大きな動きを加えていく方法もあります。
また、運動前だけでなく、普段から体を動かしておくこともポイント。
短時間のストレッチや軽い筋力運動などを取り入れておけば、いざ運動を再開するときの準備にもつながります。
Physical care's Room Fでは、趣味でスポーツを楽しみたい方から、競技を続ける学生やアスリートまで、体の状態を見ながらケアを行っています。
「久しぶりだから少しだけ」と始めた運動でケガをしないためにも、今の体に合わせて少しずつ負荷を戻していきましょう。